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    「ホリスティック医療塾・アドバンス編」報告

    ◎「ホリスティック医療塾・アドバンス編」報告
    「他者の想念から病み、他者の想念が癒す
      ~マクタガート『意思のサイエンス』の臨床応用」
    ○講師:本宮輝薫(心身一体療法研究所主宰・協会理事)

     昨日8月23日に、日本ホリスティック医学協会のホリスティック医療塾が行われました。今回のテーマが、『フィールド』の著者である、サイエンスジャーナリストのリン・マクタガート女史の続編『意思のサイエンス』をもとに、「想念」の健康への影響を臨床的に検討する、というとても興味深いものでしたので、報告します。

     「想念」については、マクタガート女史だけではなく、『バイブレーショナル・メディスン』の著者リチャード・ガーバーもアストラル体と絡めて、健康に大きな影響を及ぼすことを指摘していましたね。

     まず、本宮氏がなぜこのテーマを選んだのかについてお聞きしたところ、以前からこのテーマを追求していたところ、私のFBで、この領域の研究についての『意思のサイエンス』のまとめを投稿したのを見て、自分がすでに行っている「臨床応用」を説明するのにちょうどよいと思ったとのことでした(自分の投稿が役に立つのは嬉しいことです、、、)。

     ということから、まずは、マクタガートの本から、気になるところを2,3か所確認することから始めさせていただきました。この本は、3部構成になっているのですが、その第3部「思考の力」が臨床的な領域についての記述となっています。

    ○第10章「呪術効果」
     「ブラスバンドのささやかな研究は、想念の最も厄介な一面に光を当てました。悪い想念は、良い想念と同様に世界に変化を起こし、さらにその影響力は恐らく悪い想念のほうが強いということです。、、
     多くのヒーラーたちは、プラスの結果を出すためにマイナスの想念を使います。“Be Carefull What You Pray For”(祈りの内容に気をつけて)の著者、ラリー・ドッシーは、マイナスの想念は大半のヒーリングの基盤だと記しています。
     感染性の病気や、癌などの悪性の細胞系統を癒す場合、対象物に害を及ぼす想念が必要です。微生物酵素を排除したり、細胞膜の浸透性を変えたり、悪性の細胞に与えられる栄養をこばんだりといったように、何かしらを「殺す」ことを念じなくてはならないからです。、、」

     私も、以前から、ヒーリングのときの想念の内容に対して、微妙なものを感じていました、、。特に、サイモントン療法などのがんのイメージ療法で、欧米では「がんを攻撃する」というイメージが一般的ですが、日本人にはそのような攻撃的な内容は合わない、ということは前から指摘されています、、。

     次に、もう少し具体的な研究が紹介されています。

     「婦人科医でもあるレナード・ラスコーは、癌細胞を抑制するのに最も効果的なヒーリングの方法を探るため、一つ目のシャーレには、自然な配列が回復し、細胞の成長速度が正常に戻ることを要請する想念、次のシャーレには中に入っている癌細胞のうちの3つだけが残っているところをイメージし、三つ目のシャーレには自らの想念は送らず神の御心が自分の手を通じて溢れ出るように祈り、4つ目のシャーレには無条件の愛を送り、5つ目のシャーレの癌細胞に対しては全身全霊で破壊的な想念を送りました。、、 
     最も大きな変化が起こったのは、細胞に自然な配列に戻るように念じたもので、癌細胞の成長を39%抑制し、神の御心と癌細胞が3つだけの想念が21%、後の二つは変化なしでした。、、次に、自然な配列に戻ることを念じながら、細胞が3つだけしか残っていないところをイメージしたとき、それぞれ細胞の抑制率は20%だったのが、組み合わせると倍の40%に跳ね上がりました。」

    というものです。

     ここで、本宮氏にこの研究結果に対しての見解をお願いしました。本宮氏は、「基本的に、自然の原則からして、相手を壊すような内容は効果は低いといえる。実際に、この研究でもマイナスの想念のほうが効果があるといいながら、5番めの“癌細胞に対して破壊的な想念を送る”内容は効果がなかったですね」と指摘してくれました。

     また、「欧米の思想では、このような直接的な視点の研究しかできないのだろう。もっと、自分のほうの治癒力を上げる方向とか、相手と自分の関係性に着目した視点が重要だろう」とのまさに、ホリスティックな見解を出してくれました。

    ○次に、第12章「想念の実験」という章です。

     「集団の想念に関する系統だった研究は、超越瞑想法(TM)のマハリシ効果だけです。、、マハリシ・マヘーシュ・ヨ―ギ―は、定期的にTMを実行することで、すべてのものをつなぐ量子エネルギーと結びつくことができると提唱しました。十分な数の瞑想者がいれば、彼らの瞑想が集まって、物理学で言う「超放射」を発生させます。、、
     マハリシは、瞑想の影響力が行使されるには、一定の人数が必要であると言います。人口の1%がTMを実行、もしくは、人口の1%の平方根の人数が、より上級者向きの瞑想法であるTMシディプログラムを実行すれば、殺人、ドラッグ乱用、交通事故など、様々な問題の発生率が下がるというのです。、、」

     この領域では有名なマハリシの超越瞑想によるアメリカの都市での集団での犯罪減少を目指した「1%効果」の知見です。また、さらに、日本の江本勝氏の水の研究に関係したプラスの想念の研究も紹介されていました。

     「集団の瞑想が持つ力を実証した研究は、ほかにあと1件しかありません。これは、ディーン・ラディンが、水の結晶構造が人間のプラスおよびマイナス感情に左右されるという、日本の代替医療の実践者、江本勝の主張に触発されて行ったものです。、、プラスの想念の中でも、最も際立った効果が認められたのは、愛や感謝の念でした。、、」

     マクタガート女史が集積した研究について、多少概観した後に、本宮氏の臨床編のレクチャーに入りました。

    ○他者の意識と健康の影響について

    ・まず、健康回復には、通常は、自己の意識のあり方が問題とされる。
     しかし、それと同等に、いやそれ以上に、他者の意識・想念のあり方が重要となる場合がある、とのことです。

     そして、それは次の3種類あるとのことです。
    1、 本人には、何も原因が見当たらない時・・・生霊とか霊障などといわれる場合
    2、 本人に、ほとんど治癒回復能力がない場合。認知症とか、重度の鬱症状。
    3、 本人が、全然、治す気がないか、病識がない場合。

    ・他者の意識の影響の仕方
     次の4種類があるそうです。

    1、一方的想念~これは、一方的という点であまり良いとはいえないものです。  

    2、想念の交流~これは、「交流」という相互的な状態になっているものです。 

    3、共鳴振動~その交流が「共鳴」になっているものです。 

    4、投影性同一視~これは、他人の想念が自分に移ってしまっている状態です。ときどきありますね。他人と接した後などに、なぜだかちょっと自分らしくない状態になっていることが、、。
     よく心理学で「投影」というと、自分の潜在意識を相手に向けている状態を指しますが、ここでは、「投影性」の「同一視」ですので、相手の想念が自分に移ってしまっている状態のことをいうそうです。

    ・他者の意識の影響の仕方

    1、 否定的・・・怒り・嫉妬・憎しみ・絶望・怨念など
    個人意識(具体例としては、生霊・霊障)、
    集合意識(土地戦争霊、先祖・対先祖霊、ルサンチマン霊、世間邪念、コレクティブ・災害霊等)

    2、 肯定的・・・応援・支援・祈り・励まし・見守りなど
    個人~家族・夫婦・友人・恋人・・・
    集団~先祖・家族・一族・民族・・・

     ここで、「肯定的」という中に「応援」とか「励まし」はあるのに「褒める」が入っていないのが、まさにアドラーが指摘した「褒めるのではなく、勇気づける(応援する、励ます)」ことが正しい、という視点と同じでした。

     本宮氏は、哲学をしてきた方ですので、言葉をきちんと選ぶ習性をお持ちですが、さらに最近では、その言葉を必ず「気の診断」で適切かどうかをチェックされているようですので、その観点からも「褒める」は適切ではない、というわけです。

     最近の浅薄なビジネス路線の微妙な心理学的なものは、「褒める」ということへの扱いが微妙ですので、注意したほうがいいと思っています、、。

    3、 愛のパラドックス
    融即愛・支配愛・不適正フェロモン、誕生日症候群 
    不適正愛が症状を引き起こす。恋人関係、母(父)・祖母(祖父)の過剰愛

     そして、いよいよ「愛」の問題です! とても重要なことは多くの方も同意なさっていると思います。実は、本宮氏は、最近は「適切な愛欲」について研究している「愛欲博士」となっていらっしゃいます。

    4、 肯定的な愛・見守りの霊
     一見良さそうだが、結果的に否定的となってしまう方向になってしまうことが多いので、注意とのことです。

     ということから、いよいよ「適切な愛」についてです。

    ○「愛」の“質”の重要性
     まず、本宮氏は、「想念は重要であり、特に問題となるのは、“愛はよい想念”という一般的な認識は問題であり、「愛の質」を考える必要があるという指摘です。

    ①「偏愛」⇔「兼愛」
     まず、愛にもよくないものがある、それは「偏愛」という、自己中心的なもので、相手に害を与えることを知ることが重要、という指摘です。大事ですね、、。

     それでは、どういう愛が適切なのか、、ですが、「兼愛」だそうです。これは、「広い愛」という意味だそうです。通常は、「博愛」とか「人間愛」という表現はよく聞きますが、「兼愛」とは誰の言葉なのでしょうか、、。

     中国には、孔子、孟子などの孔孟から、老子、荘子の老荘思想など諸子百家と言われますが、この「兼愛」は「墨子」の言葉だそうです、、。最初、言葉だけ聞いていますと「ぼくし」ですので、「牧師、、キング牧師が使ったのかな?」と思ったのは私だけだったのでしょうか、、?

    ○適切な「想念」のための「言葉、言霊」

     そして、いよいよ臨床的に、どのように適切な想念のための「言葉選び」「言霊」にするか、という大変興味深い内容へ。

     まず、基本的に、

    ①「命令形」はよくない
     「がんが消えろ」など。命令されると、反発が起こるという基本的な現象が起こる。

    ②「願望形」のほうが適切
     具体的には「~ように」というような表現。

    ③「自動詞、受動態」が適切
     「~動かす」のような他動詞だと、やはり反発が起こる方向が起こる。「~になる」「おのずと~なる」というような言霊が適切。
     
     この3つめの「自動詞」は、まさに「老子」の「無為自然」につながる「道」の視点だとのことです。

    ○想念を適正にする「中論」の視点からの方法

     先ほど、老子の「道」の視点が出ましたが、最後に、本宮氏がもう一つ重視している仏教の「中」「空」の視点からの臨床法が紹介されました。

     修正したい問題を探る際に、「気の診断法」として「脈」と「呼吸」がゆったりと通りやすくなっているかでチェックしながら下記の( )に言葉を選らんでいきます。
     たとえば、下記のようにするそうです。

    (    :ここに名前を入れる)の(   :ここに症状や問題行動を入れる)が、自ずと速やかに癒されるべく、道と空の真気が、どこからともなくそこはかとなく立ち現われてきてくれる必要がある

     この文章にいくつもの重要なポイントがあります。

    ①(   )の症状や問題点を選ぶために、問題点が書かれたシートがあり、そこから気の診断法、または直感、直観で選ぶ

    ②「自ずと」という言葉~「自動詞」ということですね。

    ③「癒されるべく」~治す、とか、消える、ではない、、。

    ④「道」と「空」~老子の「道」と、仏教の中論の「空」の視点がきちんと入っています。

    ⑤どこからともなくそこはかとなく立ち現われてきてくれる~自然の感じがしますね。そして、宇宙、ゼロポイントフィールドにつながる感じを受けますね。そして、「立ち現われてきてくれる」というのが、優しいですね、、。

     最後は、「中論」「空」の視点が入ったとても学びになる、まさにホリスティックな視点の真髄に迫る、貴重なレクチャーでした!

     また、半年後くらいに続編を行う予定です。皆様、本宮氏のレクチャー要チェックですよ。

     しかし、半年後まで、待てないと思いますので、朗報です。この本宮氏の老荘・空・墨子の視点と、秘教治療・アリスベイリーの視点の神尾学氏のスペシャル対談を企画しています!

    ◎「エネルギー科学×東洋思想
    ~アリス・ベイリー、秘教治療から老荘、空の思想まで」
    【対 談】ホリスティック医学の究極の姿とは 神尾 学 × 本宮輝薫

    ・2015年10/25(日)13:15~16:45(定員40名)
    ・家庭クラブ会館 中会議室
    (新宿駅徒歩8分/地下道ワンデーストリート出口(0-1)徒歩1分、当日のみ携帯080-5484-8008)
    ・会員 2,500円、一般 3,500円

    <メール> ho-kanto@tg.rim.or.jp または
    < FAX >03-5572-8219まで、1氏名(フリガナ)、2会員(ホリスティックヘルスケア研究所受講生も該当します)・一般の種別、3住所、4電話を記載して申し込みして下さい、受付受理の連絡後、お振込み下さい。※締切:10/16(金)
    三菱東京UFJ銀行西新宿支店 普通0057567
     特定非営利活動法人 日本ホリスティック医学協会
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    Dr.降矢のホリスティックブログ | 【2015-08-24(Mon) 15:46:02】 | Trackback(-) | Comments(-) | [編集]

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