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    ◎ホリスティック医学ゼミ報告(2015年5月)『意思のサイエンス』リン・マクタガート、PHP

    ◎ホリスティック医学ゼミ報告「リン・マクタガートの『意思のサイエンス』解説」

     毎月1回、第2金曜の夜に、ホリスティック医学に関する書籍を解説する「ホリスティック医学ゼミ」という、多少“硬派”な講座をしています。今回は、『フィールド 響き合う生命・意識・宇宙』(インターシフト)でその名声を高めた医療・科学ジャーナリストのリン・マクタガート女史の続編である『意思のサイエンス』(PHP)を取り上げて行いました。

     このリン・マクタガートの前著『フィールド』は、現在話題になっている「情報医療(インフォメーショナル・メディスン)」を解説しているDVD『ザ・リヴィング・マトリックス』の基盤になっているといわれ、この作品の中でも中心的な位置づけで登場しています。

     そのマクタガート女史の続編ですので、期待が高まるのは当然ですね。原題は“The Intention Experiment”となっており、「意思Intention」という言葉が目を引きます。似た言葉に、「意志」とか「意識」、「想念」「思考」などがありますが、“意思”がキーワードになっており、次に頻用されている言葉が「想念」です。

     まず、まえがきを見てみますと、「本書は、2001年に出版された拙著『フィールド』(邦訳:『フィールド 響き合う生命・意識・宇宙』野中浩一訳、河出書房新社、2004年)でカバーしきれなかった内容をまとめたものです。・・・中でも最も異端的とされるのが、想念の力に関する新説です。・・・想念は、物理的な物事を変える力をもった整合性のあるエネルギーです。標的に思考を向けることで、機械や細胞のみならず、人体のような多細胞性の生体組織に変化をもたらすことも可能です。この、物体を超えた精神の力は、時間や空間を旋回させることもできるかもしれないのです」

     この数行に書かれていることが主たるテーマになっているわけですが、「想念は・・・整合性のあるエネルギー」とは、想念はコヒーレントなエネルギーであるという意味であり、「物体を超えた精神の力は、時間や空間を旋回させる」とは、時間と空間にしばられず、“時間や空間を逆行できる”という意味であり、かなり意味深なことを言っています、、。

    ○第1部 意思の科学

     第1部は、「意思」という物体ではないものが、どこまで現在の科学で研究され、解明されているのかをおさえてくれています。こういうところが、しっかり理解したいときにはとても役に立つ内容であり、さすがに一流の医療・科学ジャーナリストです、、。

    ○第1章 変化する物体

     量子物理学の不思議な側面の一つに、「非局在性(ノン・ローカリティ)」、または「量子エンタングルメント(からみあい)」(デンマークの物理学者ニールス・ボーアは、電子や光子といった原子内粒子同士が一度でも接触すれば、その後どれだけ離れても互を認識しあい、影響を及ぼしあうことを発見しました。“量子もつれ”ともいわれます)と呼ばれる性質があります。

     しかし、近代の物理学者たちは「非局在性」を量子世界の特質として認めてはいるものの、この不可思議な現象は粒子より大きなものに当てはまらない、原子や分子に関しては、未だにニュートンの法則に則って、それぞれが分離して存在し、予測可能で、測定可能な動きをするのだと考えてきました。

     「非局在性」を自然の特質の一つとして受け入れることで、私たちは自分たちの世界観の基盤に二点間違いがあることに気づきます。一つは、時間と距離を超えて変化は起こらないという考え。もう一つは、粒子によって構成される物質は個々に分離した存在だ、という考えです。

     ここで、マクタガート女史は、粒子のレベルではなく、原子や分子のレベルの、画期的な二つの研究を紹介します。

    ・サヤンタニ・ゴーシュ(サイ)の実験では、リチウム・ホルミウム・イットリウム塩は、磁場を加えられると、予想通り激しく反応しました。しかし、さらに磁場を加えると、不思議なことが起こったのです。磁場を加える頻度を上げるに伴い、原子が速度を上げて、一斉に同じ方向を向くようになったのです。ばらばらだった260ほどの原子が、同じ方向に向き、ひとつになって動き始めたのです。

    ・量子には「粒子でありながら、波動性があり、二本のスリットを同時に通過する」という性質がありますが、原子や分子などの大きな物質では起こらない現象とされてきました。ザイリンガーは、粒子の代わりに分子を使い(60個の炭素原子からなる大きなフラーレン分子を!)、何とこの大きなフラーレン分子がスリットを抜けた後に干渉波ができることを示し、分子でも同時に二つの場所に存在できることを証明したのです。

     →マクタガートに言わせれば、ゴーシュの研究と、二重スリットを使ったザイリンガーの実験は、近代物理学における二大発見です。大きな物体は安定した個体ではなく、必ずしもニュートンの法則に従って動くものではなく、分子を安定させた状態に落ち着かせるには、何か他の影響力が必要なのです。彼らの功績は、量子物理学における不可思議な現象が、量子レベルにとどまらず、目に見える物理的な世界でも起こることを証明した点です。

     →分子のような大きなものがエンタングルメントするという事実は、対象の大きさによって物理学の理論を変える必要はないということを示唆しているわけです。

    ○第2章 人間のアンテナ

     エルマー・グリーンは研究の中で、ヒーリングの最中に膨大な量の静電気エネルギーが起こっていることを提示しました(通常の10~15ミリボルトに対し100倍の1~5ボルトの静電気エネルギー)。このエネルギーの出所を調べていたグリーンは、波動がヒーラーの下腹部から発せられていることを発見しました。そこは丹田と呼ばれ、武道では、身体の内部エネルギーの源であるとされています。

     名著『バイブレーショナル・メディスン』にも頻回に登場する物理学者ウイリアム・ティラーの研究では、霊能者たちは、電気エネルギーだけを取り除くファラデー・ボックスの中に入れられたときには通常以上の力を発揮しましたが、磁気を遮断する部屋に入れられたときには霊能力を一切発揮できなかったことが報告されています。

     →ゲーリー・シュワルツは、これらの結果が重要なことを示唆していると考えました。シュワルツは、意識は電気エネルギーとしてだけではなく、磁気エネルギーも何らかの役割を果たしているのではないかと気づいたのです。ヒーリングは最初電気の大波を生み出すのかもしれませんが、それを送るメカニズムは磁気的なものであるというものです。

     →私たちは「電磁気」という言葉をふだんから何気なく使っていますが、「電気」と「磁気」をまとめて言った言葉であり、「電気」と「磁気」は違う性質であるという認識が足りない傾向があります。『バイブレーショナル・メディスン』では、電磁(EM)と磁電(ME)の違いが決定的な違いとして説明されていましたね、、。

     →電磁(EM)というのは、通常の時空間で起こっている“光速までの現象”を説明できるものであるのに対し、見えない世界の現象を「負の時空間」と呼び、その負の時空間で起こっている“超光速レベルの現象”を説明するときには、磁電(ME)という領域になるということです。、、たった一文字入れ替えただけなのに、、。科学は厳密なんですね。

    ・そして、マクタガートは「ヒーリングが磁気的な現象だとしたら、むしろ光のような、量子の領域に近いものなのかもしれません。、、確かに光波なら、ほぼ瞬時に情報を体中に伝達することができます」と展開していきます。

     →確かに光波なら、ほぼ瞬時に情報を体中に伝達することができます。そして、光の波が生命体のコミュニケーションのメカニズムであるなら、肉体の部位それぞれが同時に別の動きをする理由も説明できます。

     この微小な光を目で見るための方法を模索していたシュワルツは、最新技術である電荷結合素子(CCD)カメラを搭載した望遠鏡を用い、ヒーラーたちの左手から光線が流れ出ているのが、はっきりと写っているのを確認したのです。とうとう、答えを見つけたのです。ヒーリングという人間の想念は「光の波を作り出す」のです。

     そして、ポップが生命体の中にあるコヒーレントな光(生物光子:バイオフォトンのことですね)を発見してから、“精神のプロセス”も「ボース=アインシュタイン凝縮」を起こすのではないかと考える科学者も出てきたのです。

     →ここにも、アインシュタインの名前が出てきます、、。さすがですね。極超低温に冷却することでほとんど動かなくなる、原子と分子に特有な現象として報告されたものですね。

     そして、フロンティア・サイエンスの第一人者であるイギリスの科学者ロジャー・ペンローズとアメリカのアリゾナ大学の麻酔専門医スチュアート・ハメロフは、細胞の基本構造を形成するマイクロチューブル(微小管)は「光のパイプ」であり、そこを通ることで混沌とした波動信号がコヒーレントな光子に転換して体中に送られると主張しています。

     何かに向けられた“想念”は、「電気」と「磁気」の双方のエネルギーとなって現れ、整然とした光子の流れを生み出し、おそらく、私たちの想念は(レーザー光のように)高度にコヒーレントな周波数として機能し、分子の構成を変えてしまうのでしょうと、マクタガートはまとめています。

    ◎第2部 パワーを高める

     そして、第1部の科学的根拠をもとに、マクタガート女史は、いよいよ想念、意思のパワーについての説明をしてくれています。

    ○第5章 ハイパースペースに突入する
     
     「リラクセーション反応」の研究で名高いハーバード大学の心臓学者ハーバート・ベンソンは世界中を巡って、想念が起こす奇跡を何度も目撃しています。

     →1990年の冬、インド北部のヒマラヤ山脈の寒風吹きすさぶ僧院で、チベット仏教の僧侶の一団が、静かに目を閉じ、瞑想をしていました。身を覆うものがほとんどない状態にもかかわらず、彼らは凍りつきそうな空気にもまるで無頓着に見えました。一人の僧侶が彼らの間を歩き、冷水に浸した布で一人ひとりをくるみました。

     →こうした極限状態に置かれた場合、普通なら肉体はショック状態に陥り、体温は急激に下がります。体温が七度下がると、人は一分以内に意識を失い、生体反応も消えるのです。

     →しかし、僧たちは震えるどころか、汗をかき始めたのです。そして、、そのときの脳波がまたまた驚愕する状態だったのです、、。

     高い集中状態にある僧たちは短時間に、ベータ波からアルファ波優勢に移行し、その後またベータ波に戻って、最終的にはベータ波よりももっと活動的な「ガンマ帯域」(25~75ヘルツ)にいたったのです! 

     脳波の最も高い周波数であるガンマ帯域は、脳が最大限の力で活動していることを表します。何かに没頭しているとき、記憶をふるいにかけているとき、深いレベルで何かを学んでいるとき、大いなる閃きにとらわれたとき、などがそれに当たるそうです。

    ◎第6章 イン・ザ・ムード

     先ほども出てきた学者のベンソンは、祈りに関するプロジェクトをSTEP(Study of Therapeutic Effects of Intercessory Prayer:仲裁的祈りのセラピー効果に関する研究)と命名し、大規模で科学的根拠のあるものにしようと考えていました。

     →ベンソンほどの学者が、祈りの効果、想念の影響についての、きちんとした研究を発表してくれると、医学界では大きな影響があるため、期待された研究でした。

     →祈ってもらっていることを本人が知っているグループ、知らないグループ、祈ってもらっているかいないかを知らないグループの順に祈りの効果の大きさが現れるのではないかという予想に反し、知っているグループの結果は散々だったのです。

     →関わっていたマクタガートは、この結果により予定していた研究を再考せざるをえなくなったそうです。しかし、マクタガートは冷静に分析してみたのです。そして、実験方法そのものに問題があったのではないか?と気づいたのです。

     →たとえば、ヒーリングの内容を具体的に決めておらず、祈祷者それぞれの哀れみの心に任せていて、ベンソンの指示は「手術が成功し、早く健康が回復し、合併症がありませんように」という一節を入れることだけで、具体性に欠けていたのです。

     →祈りの領域のパイオニア的研究者のエリザベス・ターグの実験では、ヒーラーたちはエイズ患者の免疫組織のT細胞の数を教えられ、それを増加させることを具体的に祈っているのと比べると違いが分かります。

     また、祈祷者グループは祈る相手の苗字のイニシャルと下の名前しか教えられませんでした。これだけの情報では、祈祷者たちは祈る相手と「深いつながり」を覚えることはできなかったはずです。

     →この“深いつながり”こそ、ノエティックサイエンス研究所(IONS)のマリリン・シュリッツと超心理学者のディーン・ラディンが、遠隔的な影響力に必要な要素の一つとしたものだったのです。

     →現実の生活では、人間は自分が祈る相手と「深い関係」を育みます。マリリン・シュリッツが指摘したように、多くの実験では、科学者たちが「生態学的妥当性」と呼ぶものを用いていません。つまり、人間の現実の生活で起こることを鑑みていないのです。

     もう一つ問題なのは、真の意味での比較対照がなかったことです。「祈りを受けない」グループの患者たちは、この研究に参加した祈祷者からは祈られませんでしたが、まったく誰からも祈りを受けないようにはできていなかったのです。

     →アメリカの社会ですので、ほぼ間違いなく愛する人たちから祈ってもらっていたことでしょう。そして、実際の調査で、ほとんどの患者さんの家族が祈っていたことが分かったのです。

     →つまり、この研究の患者さんたちは、家族からは全員祈られており、祈祷者の祈りがあったかなかったかの違いはありましたが、「祈られていない」というグループはなかったのです。勉強になりますね、、。

     そして、ゲイリー・シュワルツという研究者は、遠方の心臓病患者たちに対する、浄霊の効果を調べました。

     →最大の効果が現れたのは、浄霊を実際に受けていて本人もそれを確信している患者たち、最も効果が現れなかったのは浄霊を受けておらず、本人もそれを確信している患者たち。残りの二つのグループ -浄霊を受けていたのに本人がそう思っていなかった患者たちと、受けていなかったのに受けていると信じていた患者たちは、中間あたりの結果でした。

     →この結果は、プラスの成果はすべてプラシーボ反応によるものであるという考え方を覆すものでした。、、ヒーリングそのもののエネルギーと、自分がそれを受けていることを信じる患者の気持ちの両方が、実際のヒーリングの効果を高めるのです!

    ○第8章 最適な場所

     この領域の意欲的な物理学者のウィリアム・ティラーは、「閉じ込めた」想念が実際に生きている生物に影響を及ぼすかどうかを解明しようと意気込んでいました。いよいよ、想念に関する際立った研究です、、。

     →ティラーたちの想念の内容がすごいです、、。「私たちは共に念じることで、ミトコンドリアの体内の(a)酸素、陽子、ADPの量、(b)NADの活動、(c)酵素、脱水素酵素、ATPシンターゼの活動に変化を起こし、ショウジョウバエのATPの生成を(幼虫の生命を傷つけない範囲で)著しく増加させ、成長の期間を短縮させる」

     →「想念」というのは、このくらい具体的であるほうがいいことを教えてくれます、、。しかし、あまり念が強いと、“怨念”にならないか、気が弱い私は心配になります、、。

     →そして、データを集積してみたところ、ADPに対するATPの割合が上がっただけでなく、想念を閉じ込めたブラックボックスに接していた幼虫が、通常より15%速く成長していることを発見しました。それだけでなく、それらは成虫になっても通常より健康であり、その子孫もまた然りでした。

     ブラックボックスの一連の実験が佳境に入った頃、ティラーは不思議なことに気づきました。実験開始から3か月を境に、結果がみるみる好転していったのです。

     →このように、同じことを続けていると、行いやすくなってきたり、他の人もできるようになる現象のことを、シェルドレイク博士は「形態形成場」と名づけたのですが、ティラーは物理学者らしく追及していったのです。

     →ティラーは、これは量子の変化によるものではないかと考えました。「もしかしたら磁気の影響かもしれない」と気づき、測定してみたところ、想念を刷り込まれたブラックボックスが設置されたすべての研究室で、単磁荷が記録されたのです。
     
     →“秩序だった思考”を“何度も送ることで”、室内の物理的な現実に変化が起こり、何もない空間の量子の仮想粒子がより「秩序だった」ものになったと、マクタガートは説明しています。

    ◎第3部 思考の力

     そして、いよいよ、思考、想念の力についての量子論的な解説の第3部になります。ここでは、「時間の逆行(過去への祈り)」と「集団の想念の効果」について取り上げます。

    ○第11章 過去への祈り

     イスラエルの内科医で、院内感染の権威であるレオナルド・レイボヴィッチは、入院中に敗血症にかかった4000人近い成人を対象に、祈りが持つ効果を検証しました。

     →その結果、祈られていたグループのほうが死亡者の数が、僅かながら少ない(28,1:30,2%)ことが分かりました。しかしながら、二つのグループの違いの中で最も際立っていたのは、「病気の重さ」と「回復までの時間」でした(熱が続いた期間と入院期間もずっと短かった)。

     →この知見だけでもとても勉強になります。私たちは、とかく大きなことだけに目をうばわれがちですが、このように、死亡者数だけではなく、「病気の重さ」や「回復までの時間」という“中味”とか“質”のようなファクターにも目を向ける意義が分かります。

     そして、この実験にはひとつ、斬新な点がありました。祈られた患者たちが入院していたのは1990年から1996年にかけてでした。そして、祈りを行ったのはその4~10年後の、2000年だったのです。

     →この研究は、「時間を逆戻り」した点において、祈りに関するほかの研究の中でも異色であるといえます。しかし、多くのフロンティア科学者たちにとって、この実験は、研究室においてしばしば見られる「時間転移」の実証にすぎないそうです。実際のところ、祈りは、時間の流れから外れたときに、最大の効果を発揮したりもするのだそうです!

     →先端科学者たちはもはや、時間を逆行した因果関係が、宇宙の法則にもとるとは考えていません。一部の科学者は、ゼロ・ポイント・フィールドにおける二次的な波のスカラー波が、時空の変化を可能にすると提唱しています(実は、「アカシック・フィールド」や「カオス・ポイント」で知られる、かのアーヴィン・ラズロです)。

     →これらの二次的な場であるスカラー波は、ゼロ・ポイント・フィールドと相互作用している原子内粒子の動きによって発生し、時空におけるさざ波のようなものだ、とラズロ説明しています。そして、このスカラー波は、光よりも速く移動することができます。スカラー・フィールドの波にはとてつもない力が宿っているという見解も出ているのです。

     カリフォルニア大学バークレー校の素粒子物理学者ヘンリー・スタップは、量子理論に僅かなひねりを加えて、「非線形性量子論」を用いることで、時間を逆行する影響力について説明ができると考えています。

     →スタップの見解では、量子論を非線形システムにすることで、方程式にもうひとつ新たな要素を加えることができるとしており、その要素とは、「人間の精神」だとしています。  

     →もし、意識が量子波レベルで機能しているのだとすれば、当然空間や時間の外側にも存在することになります。理論上、「過去」と「未来」に関する情報にアクセスすることも可能です。人間が量子の動きに影響を及ぼすことができるなら、現在以外の出来事に影響を及ぼすこともできるはずです。

     →マクタガートは言います。「現在の何かを変えようとする想いが、過ぎ去ったはずの過去をも変えうるのです」。

    ○第12章 想念の実験

     プリンストン大学変則光学研究所のロジャー・ネルソンは、世界規模で意識が集中したらどうなるだろうかと考えました。「グローバル・コンシャスネス・プロジェクト」と名づけられた、有名な研究です。

     →結果は、人々が大きな出来事に喜びや恐怖を感じると、装置も同じように反応していました。特に、悲劇の時に強く反応し、ダイアナ王妃の死亡のとき、911のときなどには大きな変化が起こったそうです。

     そして、集団の想念に関する系統だった研究は、超越瞑想法(TM)のマハリシ効果だけしかないそうです。そして、マハリシ・マヘーシュ・ヨ―ギ―は、定期的にTMを実行することで、すべてのものをつなぐ量子エネルギーと結びつくことができると提唱しました。

     →十分な数の瞑想者がいれば、彼らの瞑想が集まって、物理学で言う「超放射」を発生させることができるとしています。マハリシは、瞑想の影響力が行使されるには、人口の1%がTMを実行、もしくは、人口の1%の平方根の人数が、より上級者向きの瞑想法であるTMシディプログラムを実行すれば、殺人、ドラッグ乱用、交通事故など、様々な問題の発生率が下がると言ったのです。

     →そして、実際に、ワシントンなどいくつかの都市で実験が行われ、瞑想中の犯罪率が減少するなどの実際の効果が認められているそうです。

     集団の瞑想が持つ力を実証した研究は、ほかにあと1件あるそうです。これは、超心理学者のディーン・ラディンが、水の結晶構造が人間のプラスおよびマイナス感情に左右されるという、日本の代替医療の実践者、江本勝の主張に触発されて行ったものです。

     →そして、プラスの想念の中でも、最も際立った効果が認められたのは、愛や感謝の念だったのです。

     マクタガート女史は、我々にこう語りかけます。「『意思のサイエンス』は、ありきたりな本ではないし、それを読むあなたもありきたりな読者ではありません。この本には結末がありません。終わらせるには、読者の協力が必要なのです。この本をただ鑑賞するのではなく、是非、フロンティア・サイエンスの研究の一端を担ってください。今から、あなたは「精神が物体を超える」ことを証明する、史上最大の実験の参加者になるのです。、、
     世界各国の読者が『意思のサイエンス』のウェブサイト(http://theintensionexperiment.com)を通じて実験に参加し、結果は随時サイトで発表していきます。」
     ということで、意思、想念に関する実験、研究を市民レベルで行っていこうというマクタガートの活動が続いているのです。

     そして、このホリスティック医学ゼミのほうは、6月12日に、量子物理学の基礎を学んでみようということになり、『素粒子理論はなぜわかりにくいのか』(吉田伸夫、技術評論社)を題材に行うことにしました。

     ご希望の方は、「hic@a7.rimnet.ne.jpホリスティックヘルス情報室」へご連絡下さい。
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    Dr.降矢のホリスティックブログ | 【2015-05-09(Sat) 13:38:00】 | Trackback(-) | Comments(-) | [編集]

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