◎「エネルギー科学×東洋思想 アリス・ベイリー・秘教治療から老荘・空の思想まで」報告

    ◎「エネルギー科学×東洋思想 アリス・ベイリー・秘教治療から老荘・空の思想まで」報告

     昨日は、日本ホリスティック医学協会で、上記の講座が行われました。企画の当初から「コアな講座」と認識しながら、準備してきたものです、、。

     ホリスティック医学は、「全体的」という言葉から、幅があるとらえ方をされてきていますが、簡単にいえば、body-mind-spuritすべてを含めて人間、病気をとらえる医学観です。

     このbody-mind-spritすべてということで、ある程度わかりやすくなりますが、この講座では「ホリスティック医学の究極の姿とは」という方向でディスカッションも行いました。

     この「究極」という方向に沿ったものとして、「秘教治療、アリス・ベイリー」と「老荘思想、空・中の思想」から深めていくことにしたものです。

     講師は、アリス・ベイリー、秘教治療を研究して半世紀、、という神尾学氏と、大学院で哲学を学んで40年という本宮輝薫氏という、日本ホリスティック医学協会きっての論客のお二方にご登壇いただきました。

    ◎「エネルギー科学・秘教治療の視点からのホリスティック観」ホリスティックヘルスケア研究所所長/協会理事・神尾学氏

     神尾氏は、まず重要な「自己治癒力」「自然治癒力」には、秘教治療の視点から「2つの自己治癒力」があると説明します。

    1.肉体・自然のもつ自然治癒力
                 ~ プラーナ
    2.魂から流入する霊的治癒力
               ~ 光線(Ray)
    という分類です。
     
     そして、現在の種々の代替療法、ボディケア、ヒーリングは、ほとんどが1の「肉体・自然のもつ自然治癒力 ~プラーナ」を扱ったものとのことです。

     それに対して、秘教治療では、2の「魂から流入する霊的治癒力 ~光線(Ray)」を扱う方向を目指しているということです。

     そのための説明がなされているのが、アリス・ベイリーによって著された『秘教心理学・第一巻』、『秘教心理学・第二巻』(上・下)、“Esoteric Astrology”(『秘教占星学』)、『秘教治療』(上・下)、“The Rays and the Initiations”(『光線とイニシエーション』)の5冊になります。

     それでは、「秘教治療=エソテリックヒーリング」とは通常のヒーリングとはどう違うのか、についてですが、

    ・「すべてはエネルギー」という前提のヒーリング。
     ~これは、名著『バイブレーショナル・メディスン』でもリチャード・ガーバーが提示していた視点でした。

    ・瞑想を通して魂とつながり、そのエネルギーを活用する。
     ~瞑想をとおして、単にリラックスするとか、体調が整うとか、ひらめきを得るとかではなく、「魂とつながる」ことが目的・目標だということです。
     そして、それによって魂とつながったことによるエネルギーを活用するということです。先ほど、説明されたプラーナを利用するのではない!、ということになります、、。

    ・存在自体で癒すビーイングのヒーリング ⇔ 
               ドゥーイングはエクソテリック。
     ~そして、何か技法(ドゥーイング)で行うのではなく、自分の「存在自体で癒す」(ビーイング)で行うヒーリングです。これを神尾氏は、別の言い方では、掌などからの技法による「磁気ヒーリング」ではなく、存在から発する「放射ヒーリング」で癒す、と説明されることもあります。

    ・「肉体の不調・病気」を契機に行われる行為ではあるが
               その肉体の改善が第1目的ではない。

     ~そして、ここが深いところですが、「ヒーリング」は「治療」とは違う言葉ですので、病気を契機に深い「秘教治療=魂とつながったヒーリング」を行うようになる。しかし、目的は、肉体の改善が目標ではなく、魂とつながることが目標(必ずしも肉体の病気が治るというわけではないヒーリング)ということです。

     これに対して、実用的ではない、という意見の人もいると思いますが、肉体の治療よりも魂の癒しを重視する人間観の違いといえるでしょう。私は、こういう視点が結構好きです、、。

     人生で成功するより魂を売りたくない、と思っているファイターですので、、!?

    ・魂が肉体から引き上げることを希望しているときには、
     それに協力する。その際には、人間に避け難く訪れる
     「死のもつ意味」を明らかにする教育。

     ~そこから、ただ長く生きることを目的にするのではなく、魂が肉体から引き上がる時期が来たら、執着しない、という視点です。そして、肉体の「死」の意味について、気づくことの「教育」も重視されています。

    ・病気は魂からのメッセージであり、それを読み取り応える
     ことを通して、ヒーラーおよびクライアント、およびそれを
     包み込む宇宙の霊的進化に寄与する。

     ~そして、さらに究極の視点が「宇宙の霊的進化」に「寄与する」という視点です。あまりがっちり考えますと、身動きがとりにくくなってしまう感がありますが、一人一人の人間は、宇宙と関連している、宇宙の進行に関わっていると考えているということになります、、。

     私は、こういうときにいつも「ネバーエンディング・ストーリー」の少年を思い出します。屋根裏でみつけた本のストーリーがどうなるのか、というときに、この少年の意識、思いがストーリーをつくるんだよ、という、あの場面です、、。

    そして、「エソテリック・ヒーラーに求められる資質」というのがまた凄いです、、。

    ・「魂に接触し、魂として働く能力」
    ・「魂、マインド、ヘッド・センター、肉体脳の速やかな整列」
    ・「診断する際の、魂によるイルミネーションを受けたマインドの活用」
    ~以上を習得するには瞑想が不可欠であり、ヒーリング能力は、瞑想の深さのレベルに規定されるとも言える。

     この内容は、簡単なハウツーではできないことです、、。厳しいです、、。

     しかし、人生で、簡単なこと、ハウツー的なこと、便利なことを求めてきた結果、今の世界がどこかおかしくなっています、、。多少厳しいからこそ、いいのではないでしょうか!(私は最近、ちょいMくらいがいいなあ、と感じています。「ちょい」ですよ。)

    ◎「東洋思想・気の情報論の視点からのホリスティック観」心身一体療法研究所主宰/協会理事・本宮輝薫氏

     そして、次に東洋思想、気の情報論の視点からの本宮氏による説明です。

     まず、本宮氏は、仏陀による見解=原始仏教の霊魂観について説明してくれました。
    ・霊魂は存在しない
    ・輪廻転生はない
    ・カルマも存在しない
    ・信仰しない、仏を拝まない~絶対者は存在しない
    ・歴史の必然も終末も存在しない→神の目的も存在しない
    ・まじない、魔術、秘密めいた教義も存在しない

     上記の見解は、仏陀のたどりついた境地として知られています。仏陀の教えの内容は好きだけど、霊魂、輪廻転生、神などを認めていない世界観には賛同できない、、という方もいますね。

     そして、本宮氏は、「しかし、これでは、民衆はついてこないので、“方便仏教”が始まり、民衆が魅かれるようになっていった」と解説してくれました。

     これが、われわれが知っている、小乗仏教、大乗仏教をはじめとする種々のあの幅広い仏教になっていったというわけですね、、。その中で、密教(エソテリック・ブッディズム」も生まれています、、。

     本宮氏は、密教(秘教)は、簡単にいえば、「魔術」の復活であり、危険性が高いものでもある。「真言」と言ってるのも、いわば「呪文」なので、魔術になっている、とのことです。

     そして、本宮氏の研究によると、次元を0から10次元まで分類してみると、
    ・0次元~原始感覚・皮膚感覚
    ・3次元~通常の感覚(そうですね、我々は3次元空間で生きていますね)
    ・4次元~「時間」が入ってくる
    ・5次元~一元論
    ・6次元~二元論
    ・7次元~弁証論
    ・8次元~縁起・空(ここで、空とか縁起という仏教の思想が入ってきます、、)
    ・9次元~易・道(ここで、老荘思想の道の視点が出てきます)
    ・10次元~即非・直非
    となるそうです。

     そして、7次元までは邪気になりうるが、8次元以上は無執着なので邪気になりえない、とのことです。ここのポイントが「執着・無執着」になることは、頷ける感じがしますね、、。

     そして、スピリチュアリティとは5次元以上とにつながりを意味するが、そこには「悪しきスピリチュアリティ」もある、、。私は、この悪いスピリチュアリティを「スピ系」と呼んで分けるようにしています、、。

     そして、「悪しきスピリチュアリティ」とは、「脱秘教化されていないスピリチュアリティ」であり、秘教・密教は、魔術・魔教になる可能性、欲望の達成、支配の道具にされる可能性、悪魔崇拝になる可能性の危険があるということです、、。

     その後、ディスカッションに入りましたが、まず、進行を務めさせていただいた立場から、最初に「秘教・密教」という言葉、位置づけについて提案させていただきました。

     「エソテリック」という言葉は確かに魅力的なのですが、大きく二つの意味があります。
    1、隠された、秘密の、という意味
    2、深淵な、奥深い、難解な、という意味

     通常は、「隠された、秘密の」という「オカルト」という意味合いが流布されているのが現状でしょう、、。これにより、怪しいという雰囲気も出ますが、秘密のものは魅力的、知りたい、、ともなりますね、、。

     しかし、実は、2番目の意味の「深淵な」とか「奥深い」、そして「難解な」という意味合いがあります。私は、こちらの意味を中心にとらえるようにすることを提案したいと思います。

     本宮氏は、それでも「深淵で難解だから、秘密にする」とつながっていくからやっぱり危ない、、という意見でした、、。

     神尾氏は、「深淵で難解だから、相応の準備が必要なので、準備できていない人を守るためにもいい意味でも隠されてきたという意味合いがある」という意見でした。

     仏教では、真言宗の僧侶で協会の理事もして下さっている飛騨千光寺の大下大圓和尚様は、ご著書の中で「三蜜」という「人間の身体(身蜜)、言葉(語蜜)、意(心蜜)という三つの機能は、仏の三つの機能と融合し、その境地は簡単に見たり聞いたりできないほど深淵であるから蜜という」のであり、「決して秘密にして隠しているという意味ではない」と記述しています(『ケアと対人関係に活かす瞑想療法』医学書院)。

     その後、種々にディスカッションが展開されていきましたが、何せ博識・論客のお二人ですので、いろいろな視点から言葉や世界情勢に対する解釈などが幅広く展開されていきました、、。

     進行役としても、とても面白く、舵取りにも多少エネルギーを要する、最近では一番歯ごたえのある講座となりました、、!この意味、大体お分かりいただけますね、、!

     しかし、こういう企画、講座ができる、懐の深さ、自由があるのが日本ホリスティック医学協会のいいところだと改めて感じた次第です、、。
     
     お二人の論客も、ややお相手を探りながらという感じもおありで、まだまだ奥深いものがあり、どうも連続シリーズ化を狙っていらっしゃる感もありましたので、第2弾も、いずれぜひ行いたいと思います! その節には、ちょっと勇気を出してぜひご参加ください!


    スポンサーサイト
    Dr.降矢のホリスティックブログ | 【2015-10-26(Mon) 10:34:51】 | Trackback(-) | Comments(-) | [編集]

    ◎日本ソマティック心理学協会第2回大会に参加して

    ◎日本ソマティック心理学協会第2回大会に参加して

     先週の10/3・4に上智大学で、日本ソマティック心理学協会の第2回大会が行われ、名ばかりの運営委員で恐縮なのですが、今年はレクチャーを担当させていただき、4日の日に参加させていただきました。

     この協会は、心理学の領域にソマティック(身体的)な視点をもっと認識することを目指しています。逆に、私の専門の心療内科は、サイコソマティックともいわれ、体(ソマ)の領域に心(サイコ)の視点をもっと認識しようとしているものです。

     この日本ソマティック心理学協会は昨年発足したばかりの新しい団体ですが、久保隆司会長の真剣な活動に賛同して多くの研究者・実践家が集っています。

     今回のレポートは、いろいろな講演の内容そのものを細かくご紹介するのではなく、当日の方向性や立場などから、感じたり考えたことをご紹介します。

    ○特別講演「Somaと聖書・禅」門脇佳吉(上智大学名誉教授)から

     4日の日は、まずは、特別講演として、神父さんでありながら禅も修めていらっしゃる、かの有名な門脇佳吉上智大学名誉教授のお話から始まりました。

     以前からご高名な方で、まだご存命だったのだと知った次第ですが、来年1月には90歳になられる好々爺の風情の方で、多少足が弱くなられていますが、声はしっかりして頭脳も明晰でいらっしゃいました。
     
     抄録には上記のように「Somaと聖書・禅」と掲載されているのですが、講演の前にプリントが配布され、補足の資料かなと思って見たところ、そこには、
    Ⅰ)久保隆司「ソマティック・スピリチュアリティ」への反論
    1.「拙著『身の形而上学』を読む」の誤読。
    2.「ソマティック・スピリチュアリティ」という概念は、正確に定義されていず、多義的で曖昧模糊として学術語として使えない。
    とタイトルが修正されていました、、!

     この協会の代表的な立場である久保氏の文章、および、久保氏が提唱している「ソマティック・スピリチュアリティ」に対しての批判となっています、、!

     通常は、あまりこういう状況は起こらないわけですが、90歳を迎える大家の方ですので、変な遠慮はなく、ご自分の著作に対しての文章や、ご自分が大事にされてきた「スピリチュアリティ」について、見解をお述べになったわけです。

     まず、1つめの「拙著『身の形而上学』を読む」の誤読、という点ですが、誤読の理由として、「この拙著『身の形而上学』は長年にわたる著者の宗教的修行によって書かれたもの」であり、「久保氏は宗教的修行をなすことなく、自分の知的能力で理解できたことだけを拾い読みして「ソマティック・スピリチュアリティ」なるものを提唱しようとしている」と指摘しています。

     なるほど、指摘された意味合いは分かりますね、、。門脇氏は、出家者として、キリスト教と禅宗の両方の修行をしっかりなされ、そこから導き出された内容なのだ、ということです。

     おそらく、日本の中に、肩を並べる修行をした方はまずいないでしょう。その同じ境地に達した人はまずいないでしょう。

     そうなると、誰も感想や意見をいえなくなってしまいますね、、。しかし、それはやはりおかしな現象になります。久保氏は、ご本人なりに出家僧までの修行ではないかもしれませんが、真摯な学びと経験を積まれてきたことは間違いありません。

     当日の45分の講演では時間が足りないのだと思いますが、できましたら、門脇氏から具体的に久保氏の記述のどこが同意できないとか、見解が違う、という点を学べればありがたいと思います。

     2つめは「ソマティック・スピリチュアリティ」という概念は曖昧であり、学術語として使えない、というものですが、まずは、心理(サイコ、マインド)の領域と体(ソマ)を結びつけようとする「ソマティック心理学」が新しいのに、さらに霊性(スピリット)までを体(ソマ)と結びつけることをすでに提唱していることに感嘆しました、、。

     久保氏の先鋭的な、斬新な姿勢に、改めて敬意を表したいと思います。私は、名ばかりの運営委員でしたので、久保氏がここまで追求されていることをあまり知りませんでした、、(反省)。

     さらに先鋭的なわけですので、今の学会の学術語には到底ない言葉だと思われます、、。医学領域では、ワイル博士が提唱した「治癒系healing system」という用語がやはり学術語ではないけれど、とても役に立つ概念であることが重なりました、、。

     この2番目の批判の際に、門脇氏が「学会は、やはり学問的にやらないと後で発展しないから」と言われていましたが、この点を少し検討しましょう。

     この団体は「日本ソマティック心理学協会」となっており、「学会」ではなく「協会」となっています。私の主たる活動の場である日本ホリスティック医学協会も、「協会」と名乗っています、、。

     学会となると、その領域の研究者または臨床家でないと、関われない状況です。協会は、研究だけに限らず、活動をすることを目指しています。

     質問の場で、敬愛する大下大圓氏が「自分はスピリチュアルケア学会で活動しているが、スピリチュアルという言葉の定義についてやはり検討した結果、定義を決めることでかえって幅が狭くなることにもなるので、今は討論を続けていくことでいいのではないかという結論になったが、いかがでしょうか」という素晴らしい発言がありました。

     この団体は「協会」と名乗っていますので、いわゆる学会の厳格な規則、規律に合わせる義務はないことになります。が、一方、「学」と名乗っていますので、学問的な姿勢は持っている必要はある、というのが私の見解です、、。

     それにしても、その場にいらっしゃった当事者の久保隆司氏が平然とされていた、その度量の大きさ、人間性に改めて感服した次第です。

    ○講演「身体心理学入門 -カラダからココロへのアプローチ」山口 創(桜美林大学教授)から

     次の時間帯からは、選択プログラムとなり、自分の好きな小会場に分かれて受講する形態になりました。私は、最近「手の治癒力」などで知られ、ホリ協の関西支部でもお話しいただいたことのある山口先生の身体心理学入門の講座に出席しました。

     まず、この「身体心理学」という領域を開拓されたのが早稲田大学の春木豊名誉教授であり、主な視点として、
    ①呼吸
    ②筋反応
    ③姿勢
    ④表情
    ⑤対人距離、身体接触
    の5つがあるとのことです。

     ここで、気づくのが、①~④はその人の中での事象ですが、⑤の「対人距離、身体接触」になると、周囲との関係性に視点が広がっています、、。

     そして、この⑤の視点を山口先生は、ご自分の中心にされているそうです。最近の、山口先生のご著書は、手だけでなく、皮膚とか腸まで広がっていらっしゃり、私からみますと、よりホリスティックになられていると感じていました。

     そして、質問で「身体心理学でいうココロとは、主に感情・情緒のことを扱っている」ことがはっきりしたのが、収穫でした。「精神」とか「理性」とか「認知」などの機能は、今の段階ではほぼ扱っていないそうです。

     そこで、感じたのが、感情・情緒の変化・反応はつかみやすいわけですが、できれば、カラダへのアプローチによって、ココロの中の「理性」や「認知」、そして「信念」まで影響できるかどうかを研究できると、素晴らしいのではということです。

     これは、「言うは易し、行うは難し」なのだろうと思いますが、ホリスティックな視点からは、そこまでの長期で深い研究がなされることを願うものです、、。

    ○自分の講演「ソマティック心理学とエネルギー医学 ~量子解剖生理学の視点を含めて」

     午後すぐに、自分の担当の講演となりました。ほとんどのセッションがワーク・実践であるのに対し、このようなレクチャーにどのくらいの方が来るのか、??でした、、。

     時間間近かになって、驚きです、、! 結構若い女性たちが多く入ってこられ、25名くらいのうち9割が女性でした。このため、最初に、「ソマティック心理学とエネルギー医学のレクチャーですが、間違っていませんね?」と確認をとり、笑われました、、(気が弱いものですから、確認しただけです、、)。

     若い女性たちが、真実を求める熱意が強いことは感じていましたが、このような量子物理学の内容に対しても意欲的なことに、とても日本の将来に希望を持ちました、、(話が大きくなりすぎ、、?)。

     40分程度だったので、さわりだけの感じになってしまいましたが、皆さん、熱心に取り組んで下さり、こちらも嬉しい気持ちで終わりました。難点は時間の余裕がなく、お決まりのギャグ、ボケをいくつもカットせざるを得なかったことです、、。

    ○分科シンポジウム「身体とスピリチュアリティ」
     門脇佳吉、久保隆司、合田秀行(日本大学教授)、葛西賢太(宗教情報センター研究員)、長谷川智(桐朋学園大学講師)、大下大圓(飛騨千光寺住職、高野山大学客員教授)、降矢英成

     そして、その後に、2時間の分科シンポジウムのパネリストに急遽、久保会長のお声掛けで、大下先生とともに加えていただき、参加しました。

     主たるテーマが「瞑想を巡る対話」ということで、自分は修行として瞑想はしていないため、適していませんが、心療内科医、ホリスティック医学の立場から、この領域の蒼々たるメンバーの中に入れていただき、門脇先生がさらに追加でいろいろご発言なさるとお聞きし、勉強のつもりで楽しみに参加しました。

     この中で、在家の山伏でもある長谷川氏が、「在家の者は出家されて修行されている人たちとは違った大変さがある」と言われたのが残っています。

     また、私は、「瞑想」をどのような視点で行うのかの区別もしていただきたいことを提案しました。

     出家された方は、修行として高みを目指して行うわけですが、瞑想はそういう目的だけでなく、俗世で困っている患者さんにも有用なわけでして、マインドフルネス瞑想などがあります。

     そして、敬愛する大下先生(先生は私に敬愛されて迷惑かもしれませんが)は、「臨床瞑想法」という用語を用いて、医療の中で活用する内容を提示していただいています。

     私も7月に参加させていただき、とても一般人、患者さんにわかりやすく、臨床向きの瞑想でした。大下先生はとても庶民的な方で、このシンポでも「宗教資源をもっと活用しましょう」と言われていました、、。

     そして、大下先生は高野山の密教(エソテリック・ブッディズム)のご専門ですが、私は、今、神智学の流れの秘教治療(エソテリック・ヒーリング)を学んでいることも引き合いにして、秘教ではこのような見解がある、、ということも発言させていただきました。

     そうしましたら、終了後に、宗教情報センターの葛西氏が近づいてきて下さり、「誰から秘教治療を学んでいるんですか?」「最近、ブラバツキー夫人のイシス・アンヴェールドが訳されましたね」などと語りかけて下さりました。

     そこで、神尾学氏の話になったり、帰路に新宿紀伊国屋に立ち寄り、思い切ってブラバツキー夫人の「イシス・アンヴェールド」と1冊だけ残っていた「シークレット・ドクトリン 宇宙発生論」を入手することになったりと、嬉しい出会いでした。
     「ソマティック心理学」の名のもとに集まる方々も、ホリスティック医学の名に集まる方々以上に、興味深い方々でした! いやぁ、濃い1日でした、、。


    Dr.降矢のホリスティックブログ | 【2015-10-05(Mon) 13:32:53】 | Trackback(-) | Comments(-) | [編集]

    Copyright © ホリスティックヘルス情報室 スタッフブログ All Rights Reserved. Powered By FC2. 
    skin:*cuteblog*